管理人で、ダメ鬼嫁のカッサンです。
「カサンドラ症候群」とは
突然ですが、「カサンドラ症候群」ってご存知ですか?
超簡単に説明すると、アスペルガー症候群の人に振り回される事によって陥る、鬱のような心身の不調です。
・困ったアスペさんと上手くコミュニケーションが取れない
・困ったアスペさんに苛立ち、自己嫌悪に陥る
・他人に相談しても、信じてもらえなかったり、気にしすぎ・やり方がまずい、と指摘される
などなどを繰り返していくうちに、自己肯定感がそぎ落とされ、遂にはカサンドラ症候群になってしまいます。
”カサンドラ”と言う名称は、ギリシャ神話に出てくる、「信じてもらえない」という呪いを掛けられた王女の名前が由来です。
名前のように、カサンドラさんの話は、信じてもらえません。
困ったアスペさんとの噛み合わないやり取りなんかを、相談すると、誰でも抱えている”よくある話”として処理され、他人と自分の感じ方の温度差に傷つき、結果、自分を責めます。
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うちの旦那さんもアスペルガー、カッサンは毒親育ちのカサンドラ(^▽^;)
失礼しました。ツナさんの本のタイトルをパクッてしまいました。
カッサンは、割としっかり者です。しかも、毒親育ち。
というか、毒親育ちだから、しっかり者になってしまったという方が、正解。
さて、診断を受けたわけではありませんが、私の夫・冬彦さんは、アスペルガー症候群(ADHDもあるかな?)だと思われます。
そう思ってしまう理由は、この先のBLOGで確認してもらえますが、まぁ、間違いなくアスペルガーです。
しかも、困ったアスペルガーさんです。
結婚してすぐに、何かがおかしいと感じました。
楽しく過ごしている時は良いのですが、ここぞという時に話が噛み合わない。
込み入った話になるとダンマリ。会話にならない。
しかも、将来の展望もない。先の話を聞くと、やはりダンマリ。
でも、
男の人にありがちな、子供な部分?
立場が人を変えてゆくものだから、そのうち変わっていく…?
冬彦さんは、お世辞にも結婚条件の良い男性とは言えませんでした。
それでも、結婚を決意出来たのは、優しく誠実だったから。これなら、二人三脚で頑張っていけると思っていました。
…思っていたんですけどね、当初は。
まさか、こんな仕打ちを受けるなんて…と言うか、本人には悪気はないのだけれど、悪意がないのにこの破壊力。
二人三脚どころか、背中におぶさられています。
じゃ、私はカサンドラか?と言うと…厳密には違う…のかな?
少なくとも深刻ではあいません。
ストレスへの耐性が強すぎて、カサンドラになれないようです。
低血圧・貧血・回復力低etc、身体のポテンシャルは異常に低いものの、のらりくらりと健康です。
加えて、心配性でネガティブな割に、ハートがめっぽう強いのです。
こんなに不安なのに、こんなに悲しいのに、こんなに辛いのに、こんなに腹立たしいのに、
でも、仕方ない、とにかく前に進もう!
と、最終的には思ってしまいます。そういう思考の癖がついているのです。
所詮、私の置かれている状況(夫の発達障害の程度)が、その程度ってこともあるかもしれませんね。
そんなストレス耐性の強い私ですが、
不安で吐きそうになったり、
どうしたらよいのか分からなくて泣けてきたり、
息が出来なくなったり…
は、経験済み。
心の状態から体調不良になるような事態は、自分の身には起きないないだろうとタカを括って生きていたので、驚きました。
なので、便宜上、カサンドラでお願いします。
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10周回って、離婚妄想スイッチON!
ただ、カサンドラ予備軍とは言え、ここ数年の虚無感は半端なく、自分で持て余し気味でした。
特に、ここ数か月の虚しさは、私の人生史上、一番。
子供の頃、過干渉な毒母との生活に、日々涙していましたが、これを上回る勢いです。
と言うのも、先に書いた『心の支え(=彼の優しさ・誠実さ)』が虚構だったと確定し、究極に追い詰められたからです。
追い詰められて、追い詰められて、どうして良いかわからなくなった私の気持ちは、”鬱”へは傾かず、”離婚妄想スイッチ”がONになりました。
よく分からないけれど、とにかく逃げなければ!
『離婚妄想』をする自分にショックを受けましたが、同時に訪れた、何とも言えない解放感。
気持ちをシフトしたとたん、不思議と生活にハリまで出て、心が軽くなりました。
胸が締め付けられそうになったり、吐き気が…が嘘のように治まりました。
冬彦さんに申し訳ないくらいに、清々しい。
でも、”離婚” なんて、そうそうに出来るものでも、簡単にして良いものでもありません。
子供の事を考えたら、尚更です。
思いとどまる為?踏み出す為?気持ちを振り返り、整理してみる。
辛い気持ちと向き合わなければ、ただただ沈んで暮らすことになりそうなので、気持ちの整理の為にも、今までを振り返ります。
地味に心がすり減る日々の事を記録し、寿命が尽きるまでのこれからの何十年間を、このままやり過ごせるのかどうか検証したいと思います。
そうして気持ちの整理が付いたら、妄想スイッチがOFFになっている…のかどうかは、分かりません。
でも、前に進む為に、綴ります。
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