今朝は、「うるさいっ(怒)」から始まりました。

冬彦さんは、DV夫でも、モラハラ夫でもありません。
普段はとても温厚ですが、思いがけない時に、プチ切れします。

温厚な人がプチ切れするのか、切れやすい人が普段は抑えているのか、最近はよく分からなくなってきています。

この疑心暗鬼も、カサンドラからきているのかなぁ…。

夫を信じられない自分を肯定したり否定したり。
疑心暗鬼からの自己嫌悪。もう飽きたわっ!でも、抜け出せない。
…この感情、ほんとメンドクサイ。

さて、明るく参りましょう。

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早起きな冬彦さん

我が家は、冬彦さんが一番に起きます。
起きてPCの前に。

受け身の冬彦さんは、打つ手なしの白旗状態の時は、カッサンの助言が入りやすいです。
そして、冬彦さんにとって物凄く負担な事でない限りは、習慣化されます。

不真面目なカッサンには真似が出来ないほどに、それはもう、ひたすら繰り返されます。
そもそもの目的はそっちのけで、習慣だけが残ります。

早起きも、その一つです。

仕事のできる人は、朝の時間の使い方が上手
的な本を読んだカッサンが、出向以外で稼ぐ手立てがなくて途方に暮れていた冬彦さんに、早起きを進めたのがきっかけです。

稼ぐための早起きでしたが、早起きだけが習慣化しています。
たまたま仕事が取れれば、もちろん仕事をしていますが、その時間を使って0から何かを作り出すという事は、未だにしておりません。

…とまぁ、早起きする事になった理由はさておき、4時前に冬彦さんは起きてPCの前へ。
6時半に、カッサンが起きて、朝食の準備をします。

私が起きると、ナツも大抵起きるので、冬彦さんはナツをトイレに連れて行ってくれます。
そして、朝の身支度を始めます。

その日、いつもの通り、朝食を準備していると、トイレを済ませたナツが
「おはよう。かーか。だっこ、ぎゅー。」
と、キッチンをのぞき、手を広げていました。

私も、
「ぎゅー」
と、体を少しだけ近づけます。

満足したナツは、
「とーたん、おはよう。」
と、洗面所をのぞき込みます。

いつものナツの日課です。
満足するまで、繰り返されます。

ですが、冬彦さんが
「うるさいっ(怒)」
と一喝。

何事でしょう…。

(寝室の)電器を点けた!

「うるさいー。かーかー。」
(=うるさいって言われたよ。お母さん。)
と、すがるようにナツが戻ってきました。

「な、何?」
と洗面所を覗くと、冬彦さんの傍らにアキが、ご機嫌で立っています。
いつも寝起きが悪く、最後に起きてくる末っ子です。

「電器点けた!」
と、正当性を主張したげな冬彦さん。

父が怒っているので、
「ごめーんな、さーい。ナツくん、いじわる…。」
(=ごめんなさい。僕は悪いことした。)
と、ナツ。

どうやら、ナツが寝室の電器を点けた為に、その日はたまたま、アキがあっさり起きたようです。

朝です。全員そろって朝食です。
全員、起きる時間です。
なので、アキが起きていることは喜ばしいことです。

このタイミングで、寝室の電器を点ける事は、大罪ではありません。

ただ、冬彦さんのタイミングではない時に、アキが起きだしたというだけです。

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イレギュラーが起きると、自分でも気づかずに怒

①ナツ起床
②身支度
③ハル、アキ起床
でルーティーンが出来上がっているので、②でアキが起きてくる事は、イレギュラー。
冬彦さん的には、ルーティーンが崩れたのです。

ルーティーンが崩れた事のストレスからの
「うるさいっ(怒)」
です。

たぶん、本人は、自分の中の感情の流れを把握していません。
ただただ、ナツが間違ったことをしたと感じています。

ちなみに、元々は
①ナツ起床
②ハル、アキ起床
③身支度
でした。
ハル、アキの寝起きが悪いので、②と③が逆転するようになったのです。
なので、今朝のアキの起きるタイミングは、本来のあるべき姿でした。

もし、色々な意味を考えて行動していたなら、寝室に電器が点けられようと、アキが起きてこようと、怒るという事はないでしょう。
むしろ、本来の起床タイミングを喜んだはずです。

ですが、冬彦さんは、ナツを怒鳴りました。
定着しているルーティーンが崩れたからです。

まったくもう!
状態で、ナツにイラついている冬彦さんに

「電器点けてもいいでしょ。もう全員起きるんだから。」
とサラリと言います。

自分が正しいと思っていたのに、まさかの否定に、冬彦さんは、ハッとしてからのフェードアウトです。
(こう言うパターンの時のお決まりコース)

「ナツは悪くないよ。アキを起こしたかったのよね。」
と声を掛けると、ナツは納得。

そして、いつも通りの一日が始まりました。

毎度のことながら、
”ハッとしてからの、フェードアウトからの、通常モードへの切り替えのあとくされのなさ”
に感心するカッサンでした。

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